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東ガイド 男気 江戸之介
プロフィール
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甲子亭支店(きのえねていしてん)
■住所
群馬県群馬郡榛名町榛名山840-1
■連絡先
TEL 027-374-9708 FAX 027-374-9231
■営業案内
9〜17時 不定休68席(1階38席・2階座敷30席) P15台
■アクセス
JR高崎駅から群馬バス榛名湖行きで1時間15分、終点下車、徒歩2分。車では関越自動車道渋川伊香保ICから県道33号(渋川松井田線)経由で約20km。榛名湖観光案内所の隣。
■主なメニュー
わかさぎ天ざるそば1300円 舞茸天ぷらそば1000円 本店ではわかさぎ定食1300円、わかさぎ丼1000円もある 榛名山「夢二の心」のふるさと館入館200円
画家であり詩人であった竹久夢二は、かつて群馬県榛名町の榛名湖畔にアトリエを構えてたそうだ。現在、湖畔にはほぼ同じ場所に夢二のアトリエが復元されているんだ。榛名湖には夢二ゆかりの施設があるが、「甲子亭(きのえねてい)支店」も2階に夢二のコレクションを公開する資料館をもつドライブインレストランなんだ。榛名ロープウェイの乗り場にほど近く、榛名湖観光案内所の隣に立ち、手打ちそばが楽しめる店ってことでちょいと来てみたぜ。
目の前が榛名湖。駐車場の一角に竹久夢二歌碑が立っている
レストランはショップとつながっているんだ
支店を守る若き当主の唐沢睦幸さんと奥さんの尚子さん
甲子亭は大正13年(1924)の創業。この年は干支(えと)で言やぁ甲子(きのえね)にあたり、そいで店名を甲子亭としたそうだぜ。みやげに食事のほか、貸しボート、氷上ワカサギ釣りの楽しめる店だぁね。支店がオープンしたのが平成7年のこと。甲子亭4代目の唐沢睦幸さん・尚子さんのご夫妻が切り盛りしてる。1階はみやげ店と食堂、2階は座敷があり、奥に“榛名山「夢二の心」の故郷館”をもっている。
「榛名ってすごく水がいいんですよ」とは睦幸さん。聞けばここの水道水は天然水だってぇじゃねぇか。榛名湖の湖水そのものだって湧水だというぜ。そういやぁ榛名湖に注ぐ川なんてないものな。こりゃそば打ちには絶好の環境ってわけだな。
睦幸さんのそば打ちを伝授したのはおばあちゃん。本店でおばあちゃんがそば打ちをしているのを子供の頃から見て育った。支店の切り盛りをするようになって、本格的なそばを提供できればと思い、手に業をつけるよう努力したそうだ。だが見るとやるとでは大違いさ。商品として出せるような手打ちそばができるまで3年ほどかかったというぜ。
おっ、きたよ。わかさぎ天ざるそばだ。榛名湖名物のワカサギがカラリと揚がった天ぷらにざるそばのセットでい。なになに…そばは田舎そば。そば粉と挽きぐるみをブレンドして、穀物の味を大事にした田舎風に作っているのがミソだってね。飾らない朴訥な味だよ。つゆは辛さもちょうどだぁね。出汁はカツオとサバ節の混合。かえしは醤油・味醂・砂糖を使い、火入れをした本がえし。返しはひと月くらい寝かせるてぇから味が丸くなってるわさ。たっぷりいただいたぜ。
これが、一番人気のわかざぎ天ざるそば
舞茸天ぷらそばもどうぞってかい。へぇ〜、舞茸はこの辺りの名物なのかい。栽培農家の数も多いって。ボリュームたっぷりの舞茸の天ぷらだねぇ。こりゃ食べでがあるぜ。あつあつのそばもいけるねぇ。つゆまで飲み干してすっかり完食したぜ。
こちらは、地元の名産が味わえる舞茸天ぷらそば
『宵待草』『黒船屋』などの版画が見られる、榛名山「夢二の心」のふるさと館
お腹がすっかり満足したぜ。ここらで感性にも栄養補給と行くかい。折角だもの、竹久夢二さんとやらに会いたいもんだね。2階かい、展示室は。へぇ〜「叙情芸術家」って言うのかい。榛名湖を最初に訪れたのは大正8年だそうだ。展示室では版画やレプリカが見れるよ。いやぁ眼福、眼福。お腹も心も豊かになったねぇ。